Orwellとは

見て楽しむ、カルチャーマガジン

『Orwell(オーウェル)』は、文化的な情報をインフォグラフィックやグラフィックノベル、アニメーション、イラストなどのビジュアル表現を使ってお届けする「見て楽しむ」をコンセプトにしたカルチャーマガジンです。

誰がやっているのか?

櫻田潤による、私的なプロジェクトです。

どうしてはじめたのか?

本や映画、音楽、絵画は、ものの見方や解釈はひとつである必要はなく、様々な価値観やスタイルがあっても何も問題ないのだと(むしろ多様であることこそが大切なのだと)気づかせてくれます。

たとえば同じ「花」をモチーフにしていても、ひとつの答えになることはなく、いろんな可能性に満ちています。

花 アート

そしてアートのように様々な価値観が、自然に共存している状態こそ、社会が目指す姿のように思います。

『Orwell(オーウェル)』は、そうした社会の実現を目指すためにはじめた文化的なプロジェクトです。

“A”と“Z”の間にあるもの

優れたSF作品は、社会の行方を暗示します。そして、何事も行き過ぎると破滅を招くことになるという当たり前の真実を、単純な善悪では推し量れない、曖昧な正義のもとで描きます。

僕たちは何かが「行き過ぎている」と感じたら、他の道を探らなくてはいけません。

現実社会に目を向けると、過激な言動や行動が目立って、社会にはあたかも“A”と“Z”の両極端な2つの派閥しかなくて、世界は分断しているようにも思えてきます。

でも実際には、“A”と“Z”の間には、いろんな価値観のたくさんの人たちがいて、その人たちは、もちろん争いごとを望んでいるわけではありません。

Orwell オーウェル フォント

“A”と“Z”がはっきりした存在な一方で、その間にあるはずの“B”から“Y”は曖昧で、茫漠としています。その曖昧なものの価値を、何かしらの形にして提示してくれるのが、芸術家であり、彼らの作品です。

それらの存在に、ふと目を向けるきっかけを、僕なりのアプローチでつくっていきたいと思います。

『Orwell』の由来

イギリスの作家、ジョージ・オーウェルにちなんでいます。

オーウェルの代表作『1984年』で描かれているのは、行き過ぎた監視社会。街中に貼られた大きなポスターには、「ビッグ・ブラザーがあなたを見ている」の文字があります。

1984 BIG BROTHER IS WATCHING YOU

常に見られている社会で、人間の精神はどうなっていくのか。

「Data is the new Oil.(データは次の石油だ)」と言われる現代において、考えていかなければならないことだと思います。

BIG DATA IS WATCHING YOU

ある日、このプロジェクトをはじめるに当たり、目に入ってきたのが本棚にあった『1984年』でした。オーウェルに遠く及ばないまでも、彼のように、世の中に根源的な「問い」を投げていきたいものだと考え、プロジェクトの名前を『Orwell』としました。

3つの指針

『Orwell』は、編集指針として、以下の3つを掲げています。

(1)出口ではなく、入口を

『Orwell』が提供するのは、何かはっきりした答え(情報の出口)ではありません。ひとつのものの見方を提示して、それをきっかけに新しい知識を探求したいと思ってもらえるような、「情報の入口」を目指しています。

(2)淡々と

『Orwell』は、何かを扇動したり、対立や分断、ステレオタイプを増長することを望みません。過激な表現、過剰な表現を避けて、淡々と情報を提供していきます。

(3)良いもののみ取り上げる

僕は批評やレビューがしたいわけではありません。『Orwell』では、良いと感じたもの、おもしろいと感じたもの、社会を豊かにすると感じたもののみを取り上げます。

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